人工透析内科
最新のオンライン方式による
血液透析濾過(HDF)を行っています
当院「人工透析内科」には全40床の血液浄化室があります。対象は慢性腎不全により、定期的な透析治療が必要な方です。
なお、尿素やクレアチニンなどの小分子量物質は血液透析(HD)で効率的に除去されます。しかし長期透析患者の合併症(透析アミロイドーシスなど)の原因となる中分子量以上の物質は血液透析では除去できず、血液濾過(HF)が必要となります。
そこで必要とされるのが、透析と濾過の利点を合わせた血液透析濾過(HDF)であり、当院では全床にHDFが行える最新機器を導入しています。
また、血液浄化療法中にともないがちな発熱の原因、エンドトキシン(死菌)フリーの状態にした透析液(補液)は全機にオンライン方式で流入されるため、従来の滅菌済補充液バックを使うオフラインHDFに比べ、より大量の液置換を可能にしています。
さらに、透析液の水質管理には熱水消毒法を用いています。通常の消毒液方式では消毒しにくい配管部分なども熱伝導で消毒でき、しかも消毒薬の残留に関する心配もありません。
診療受付時間
平日:月~土曜日
診察時間 | 受付時間 | |
---|---|---|
午前診察 | 9:00~12:00 | 8:00~12:00 |
医師のご紹介
岡村 幹夫 おかむら みきお |
---|
- 資格
-
- 日本透析医学会 透析専門医
- 日本腎臓学会 専門医